大川 ひろし 作
相転移する歌川國虎 Limen616
( 2024.11.28 )
ジークレー版画面 270mm×420mm
版画紙サイズ 329mm×483mm
額サイズ 約420mm×575mm
原作: 歌川國虎 男女寿賀多『放下僧』
写真プリント(参考資料)2Lサイズ
サブリミナルする歌川國虎 Sublim616
ジークレー版画面 270mm×420mm
版画紙サイズ 329mm×483mm
ただいま学術企画キャンペーン中につき、上掲の作品をプレゼントいたします。
商品セット
・相転移する歌川國虎 Limen616 1枚
・サブリミナルする歌川國虎 Sublim616(1枚プレゼント)
・額縁 1枚
・原作写真プリント(参考資料)1枚
・お品書き 1枚
大川 ひろし
一般社団法人 日本美術家連盟 会員
一般社団法人 新協美術会 審査委員
(´82新人賞´90奨励賞´95新協賞´08損保ジャパン財団賞 )
第29回損保ジャパン美術財団選抜奨励展 秀作賞受賞
京展、京都府美術展、香川県展、二科展、他多数入選
新協展、国際写真サロン、JPA展、他多数入賞
損保ジャパン美術財団選抜奨励賞とは
損保ジャパン美術財団が、各公募美術団体及び推薦委員による選抜を委託し、新鋭作家を集めた「損保ジャパン美術財団選抜奨励展」を損保ジャパン東郷青児美術館にて開催し、その選抜された作家に授与される賞である。
その受賞作の中から審査により特に優れた新人作家へ「損保ジャパン美術賞」と「秀作賞」を贈っている。新人画家の登竜門であることから画壇の芥川賞と呼ばれている。
現在の損保ジャパン美術財団の前進である安田火災美術財団が、1977年にその役目を終えたとの理由で終了した安井賞の後を、日本画壇を守る理由から安田火災美術財団奨励賞として引き継ぐ。2003年からは財団変更により損保ジャパン美術財団選抜奨励賞と改称する。2012年終了。
歌川國虎 うたがわ くにとら(生没年不詳)
江戸時代後期の浮世絵師
姓は前田、通称は久米蔵または繁蔵。一竜斎と号す。初代歌川豊國の門人。
作画期は文化(1804年~1818年)から天保(1830年~1844年)年間で、歌川派でありながら遠近法を用いて葛飾北斎のような洋風の風景画を描いた。異国の風物や西洋銅版画に興味を持ち、立体表現と遠近を強調した独自な表現派的画風を示した。その色彩も個性的なものであった。
國虎の作品は極めて少ないが、浮絵がほとんどであった。代表作として「近江八景」8枚揃があげられ、板ぼかしを用いて陰影をつけ、うねるような土坡の立体表現に不思議な造形感覚がある。同じ江戸の風景でも総て強度の遠近法を用い、極めて個性的であった。また「羅特島湊(らこすとう)紅毛船入津之図」は、ギリシアのロードス島にあったといわれる港口の巨大な彫像であったロードス島の巨像を描いたもので、異色中の異色作である。
國虎は極めて変わり者で、絵を描くのがあまり好きではなく、それでいてたまに描くと天才的に巧いといわれ、師の豊國が國虎に代作をさせたこともあった。また書をよくし碁と釣りを好み、服装には無頓着で生涯独身を通し、家を持たずに世話になった甥の家で安政(1854年〜1860年)の頃、60余歳で死去したとされる。
画家『大川ひろし』という場