AIゲーム制作研究室

2026-07-07 22:21:00

どんぐりの森の一日

📗 おむすび山 世界設定絵本

第二章(前編)

どんぐりの森の一日

はじめに

「うどんの国」には、たくさんの森があります。

その中でも、一番やさしい森が「どんぐりの森」です。

ここは、森が動物たちへ恵みを届け、動物たちはその恵みに感謝しながら暮らしています。

今日は、リスのリンと一緒に、どんぐりの森で一日を過ごしてみましょう。

 


🌅 朝の森

「おはよう!」

元気な声と一緒に、リンが駆け寄ってきました。

朝日が木々の間から差し込み、葉っぱの上では朝露が宝石のように輝いています。

コロン……

コロン……

クヌギの木から、どんぐりが落ちる音が聞こえます。

鳥たちは元気よく歌い始め、森のみんなも少しずつ目を覚ましていきます。

「朝のどんぐりは、とてもきれいなんだよ。」

リンは笑顔で教えてくれました。

 

朝の森.png

 


☀️ 昼の森

お日さまが高くなると、森は一番にぎやかな時間になります。

風が木の葉を揺らし、小川ではカエルたちが元気に遊んでいます。

タヌキのポンは、大きなどんぐりを見つけて大喜び。

ウサギのミミは、色とりどりの花を見つけて立ち止まります。

森には急ぐ人はいません。

それぞれが、自分の好きな時間を楽しんでいます。

「どんぐりは、森からの贈り物なんだ。」

リンは、そっとどんぐりを両手で包みました。

 

昼の森.png

 


🍂 夕方の森

夕日が山の向こうへ沈み始めるころ。

森は少しずつ静かになります。

赤や黄色の葉っぱが風に舞い、夕焼け色に染まった森は、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。

遠くでは、鹿神様が森を見守っています。

誰も気づきません。

でも、森のみんなは不思議と安心しています。

「今日も、ありがとう。」

そんな気持ちが、森いっぱいに広がっていきます。

 

夕方の森.png

 


🌙 夜の森

空には満天の星。

昼間に聞こえていた鳥たちの歌は静まり、代わりに虫たちの小さな音楽会が始まります。

小川のほとりでは、ホタルがふわり、ふわりと光をともします。

大きなクヌギの木の上では、フクロウ先生が静かに森を見守っています。

そして、森のどこかでは、明日の朝に落ちる新しいどんぐりが、枝の上でそっと眠っています。

「また明日。」

リンは手を振りながら帰っていきました。

森も、動物たちも、静かな夜を迎えます。


🌰 リンからのひとこと

どんぐりの森は、朝も昼も夕方も夜も、みんな違う顔を見せてくれるの。

だから、一度だけじゃなくて、何度でも遊びに来てね。

きっと、そのたびに新しい発見があるよ。


🔍 今日の発見

もし、どんぐりの森を歩くことができたら、あなたは最初に何を見つけるでしょう。

木の実でしょうか。

きれいな花でしょうか。

それとも、小さな動物たちでしょうか。

うどんの国では、同じ森でも、毎日少しずつ景色が変わります。

だから、昨日と今日では、見つかる宝物もきっと違うはずです。


次回予告

次回は、どんぐりの森で暮らす仲間たちを、リンと一緒に訪ねてみましょう。

森の中には、まだ誰も知らないお気に入りの場所や、小さな秘密がたくさん待っています。

また一緒に、うどんの国を歩きましょう。