
「こんな大きなどんぐり、どうして森にあるんだろう?」
みんなで考えても、答えは見つかりません。
そのとき、コンタが言いました。
「森の長老なら、知っているかもしれないよ!」

パンタたちは、森のいちばん奥へ向かいました。
小鳥たちが歌い、風が木々をゆらします。
「森の長老って、どんな方なんだろう?」
みんなは少しドキドキしながら歩きました。

森のいちばん奥には、
空まで届きそうな大きなクヌギが立っていました。
パンタたちは思わず立ち止まり、
静かに見上げました。

サワ……。
やさしい風が森を吹き抜けました。
すると、大きなクヌギが、ゆっくりと目を開きました。
「待っていたよ……。」