AIゲーム制作研究室
森の役割設定(第1版)
おむすび山 世界設定資料集 Ver.2.0「森の役割設定」
はじめに
おむすび山の世界づくりを進める中で、一つの大きな気付きがありました。
最初は「どんぐりを集めるゲーム」を考えていましたが、話し合いを重ねるうちに、本当に作りたかったのは「森を元気にするゲーム」だったことに気付いたのです。
そこから、おむすび山の世界は少しずつ姿を変え始めました。
森は生きていて、自らお願いをすること。
森の長老は答えを教える存在ではなく、森を知り尽くした賢者であること。
プレイヤーはゲームを遊ぶ人ではなく、パンタたちと一緒に森を育てる「第6人目の仲間」であること。
そして、「どんぐり銀行」はどんぐりを増やす銀行ではなく、森の恵みを未来へつなぐ「恵みの循環」の中心であること。
こうした考え方が少しずつ整理され、おむすび山という世界の土台が見えてきました。
今回は、その制作過程で生まれた「森の役割設定」を、開発ドキュメントとしてまとめます。
これは完成版ではありません。
これから絵本を描き、ゲームを制作し、物語を積み重ねていく中で、少しずつ育っていく「おむすび山」の設計図です。
🌰 おむすび山 世界設定資料集 Ver.2.0
森の役割設定(第1版)
1. おむすび山の理念
合言葉
「いっしょに森を元気にしよう!」
世界のテーマ
おむすび山では、森は誰か一人のものではありません。
森からいただいた恵みは、森へ返すことで、さらに豊かな恵みとなって、再びみんなへ返ってきます。
この自然のしくみを、
「恵みの循環」
と呼びます。
2. 主人公
森を元気にする仲間たちです。
ゲームを遊ぶ仲間でもあります。
| 名前 | 役割 |
|---|---|
| パンタ | リーダー |
| コンタ | 行動・冒険 |
| ミミ | 思いやり |
| リン | 発見・ひらめき |
| ポン | 力仕事・元気 |
| プレイヤー | 第6人目の仲間 |
プレイヤー
プレイヤーはゲームを操作する人ではありません。
パンタたちと一緒に森を育てる、第6人目の仲間です。
姿は描かれません。
絵本を読んでいるあなた自身が、おむすび山の仲間になります。
3. 森
森は生きています。
森には意思があります。
森は必要なとき、大きなどんぐりを通してお願いを伝えます。
お願いは、たった一言だけ。
たとえば、
- 「川」
- 「橋」
- 「花」
- 「風」
その意味を考え、行動するのはパンタたちとプレイヤーです。
4. 森の長老
巨大なクヌギ。
森を知り尽くした賢者です。
長老は森そのものではありません。
また、森からのお願いを伝える存在でもありません。
パンタたちは、まず自分たちで考え、自分たちで行動します。
それでも迷ったとき、困ったとき、もっと深く考えたいときに長老を訪ねます。
長老は答えを教えません。
考えるための知恵やヒントを与えてくれます。
5. 鹿の神様
森全体を見守る神様。
めったに姿を現さない神秘的な存在です。
物語の重要な場面だけ、静かに姿を見せます。
6. 森の協力者
パンタたちと一緒に冒険する仲間ではありません。
森で暮らし、それぞれ専門の役割を持つ住人です。
| 役割 | 担当(仮) |
| どんぐり銀行頭取 | フクロウ |
| 建築・橋づくり | 未定 |
| 土・畑 | 未定 |
| 森のお知らせ | 未定 |
| 花・植物 | 未定 |
| 季節・天気 | 未定 |
※動物は今後決定します。
7. 森の対立役
敵ではありません。
森との関わり方が違う存在です。
| 役割 | 担当 |
| 森を荒らす存在 | イノシシ |
| ライバル候補 | サル(仮) |
※今後変更する可能性があります。
8. どんぐり銀行
どんぐり銀行は、どんぐりを増やす銀行ではありません。
森を育てる銀行です。
みんなが預けたどんぐりは、森を豊かにし、その豊かな森が、再びみんなへ恵みを返します。
これが「恵みの循環」です。
9. ゲーム
ゲーム全体タイトル
『おむすび山のなかまたち』
パンタたち5人とプレイヤーが、力を合わせて森を元気にしていくゲームです。
最初のミニゲーム
『森のどんぐり大作戦』
どんぐりキャッチゲーム。
ここでプレイヤーは、
- 森の恵み
- どんぐり銀行
- 恵みの循環
を体験しながら学びます。
その後、森から新しいお願いが届きます。
例)
- 「川」
- 「橋」
- 「花」
お願いごとに、新しいミニゲームが始まります。
10. 絵本との関係
おむすび山 世界設定絵本
↓
森のことを知る
↓
パンタたちと友達になる
↓
プレイヤーも仲間になる
↓
『おむすび山のなかまたち』
↓
森からお願いが届く
↓
みんなで森を元気にする
ゲームは、絵本の続きです。
11. キャラクター制作ルール
主人公5人は、それぞれ唯一の動物種とします。
- パンダ=パンタ
- キツネ=コンタ
- ウサギ=ミミ
- リス=リン
- タヌキ=ポン
森の住人は、原則として主人公と同じ動物種を使用しません。
これにより、主人公たちの個性を明確に保ちます。
12. おむすび山の行動指針
森からお願いが届いたら、
- まず行ってみる
- よく見る
- よく感じる
- 仲間と話し合う
- 自分たちで行動する
- それでも迷ったら長老に相談する
長老は答えではなく、考えるためのヒントを与えてくれます。
13. 今後の制作方針
新しい住人を制作するときは、
- 役割
- 名前
- 性格
- 口ぐせ
- 持ち物
- 絵本での役割
- ゲームでの役割
- デザイン
- 公式設定画
という順番で制作します。
おわりに
おむすび山は、完成した世界ではありません。
絵本を描き、ゲームを作り、試行錯誤を重ねながら、少しずつ育っていく世界です。
この「世界設定資料集」も、その成長の記録の一つです。
これから新しい仲間が増え、新しい物語が生まれ、新しいゲームが加わるたびに、おむすび山は少しずつ豊かな森へと育っていくでしょう。
そして、その森を育てる仲間の一人が、この記事を読んでくださっている皆さんです。
いっしょに森を元気にしよう!
これからも、おむすび山の成長を温かく見守っていただけたら嬉しいです。
