AIゲーム制作研究室
ゲーム制作は「世界」を設計することから始まる
なぜ世界設定資料集を先に作るのか
~ゲーム制作は「世界」を設計することから始まる~
ゲーム制作というと、多くの人はキャラクターを描いたり、背景を作ったり、プログラムを書いたりすることを思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際のゲーム開発では、それらよりも先に行われる、とても重要な工程があります。
それが 「世界を設計すること」 です。
キャラクターは、どんな世界で暮らしているのでしょうか。
森にはどのようなルールがあり、どのような文化や価値観があるのでしょうか。
そこに住む仲間たちは、何を大切にし、どのように暮らしているのでしょうか。
これらが決まって初めて、キャラクターの性格や行動が生まれ、ゲームシステムやストーリーにも一貫性が生まれます。
つまり、世界設定はゲーム制作の土台なのです。
そこで、AIゲーム制作研究室では、最初の開発資料として
「おむすび山 世界設定資料集 Ver.2.0」
を制作しました。
これは単なる世界観の紹介ではありません。
ゲーム開発を進めるための 設計図 です。
これから制作するキャラクター、背景、アイテム、ゲームシステム、さらにはAIに生成してもらうすべての素材は、この世界設定を基準として制作されます。
そして、生成AIがゲーム制作に加わるこれからの時代、この世界設定はこれまで以上に重要になります。
AIは、作品の世界観や物語を自ら理解して制作するわけではありません。
AIは、人間が与えた情報をもとに素材を生成します。
つまり、世界設定が曖昧であれば、キャラクターのデザインは毎回変わり、背景やアイテムも統一感を失ってしまいます。
反対に、しっかりとした世界設定があれば、AIはその設計図に沿って、一貫性のあるゲーム素材を生み出すことができます。
AI時代だからこそ、最初の設計が作品全体の品質を左右すると言っても過言ではありません。
AIゲーム制作研究室では、
「世界を設計し、その世界をAIと共に形にしていく。」
という考え方を、ゲーム制作の基本理念としています。
そのため、「おむすび山 世界設定資料集」は、絵本やゲームの設定資料であると同時に、AI時代のゲーム制作における最初の開発資料でもあります。
ここまでで、おむすび山という世界の設計はひとまず完成しました。
次はいよいよ、その世界で実際に動き、遊び、活躍するゲーム素材を制作する段階へ進みます。
AIゲーム制作研究室では、ゲーム会社の実制作工程を基礎としながら、生成AIを正式な制作パートナーとして組み込んだ、新しいゲーム制作手法の研究を始めます。
その第一歩として、次回から
「AIゲームアセット制作標準 Ver.1.0」
の策定を開始します。
ここからが、AI時代のゲーム制作研究の本当のスタートです。
