AIゲーム開発研究室
2026-07-17 15:40:00
たった一文からゲームは作れるのか?
AIゲーム開発研究室 研究実験 No.003【第1回】
たった一文からゲームは作れるのか?
ゲームを作ると聞くと、多くの人はキャラクターや世界観、ゲームシステムなどを思い浮かべるかもしれません。
しかし、私は以前から一つの疑問を持っていました。
「ゲームコンセプトが少し変わるだけで、ゲームそのものも変わるのだろうか。」
AI時代になった今、この疑問は実際に確かめることができます。
そこで今回、AIゲーム開発研究室では、一つの実験を行いました。
実験に使用したゲームコンセプトは、たった一文です。
「おむすび山とは、森からいただいた恵みを森へ返し、森とともに豊かになるゲームである。」
AIには、この一文だけを渡し、ゲーム全体を設計してもらいました。
すると驚いたことに、AIはゲームの世界観だけでなく、プレイヤーの行動、ゲームの目的、報酬、エンディングまで、一つのゲームとして一貫した内容を提案してきたのです。
ここで、さらに一つ疑問が生まれました。
もし、この文章の中のたった一語だけを変えたら、AIはどのようなゲームを作るのでしょうか。
例えば、
- 「返し」を「分け合い」に変える。
- 「森」を「世界」に変える。
- 「豊か」を「幸せ」に変える。
ほんの少しの違いです。
人間なら「少し雰囲気が変わるくらいかな」と思うかもしれません。
ところが、AIは予想以上に大きな変化を見せました。
ゲーム全体の考え方や遊び方まで変わる場合があったのです。
そこで私たちは、同じ文章の中で一語だけを変更した七つのゲームコンセプトを用意し、それぞれについてAIにゲームを設計してもらいました。
果たしてAIは、どのようにゲームを作り分けたのでしょうか。
次回は、その中でも特に印象的だった七つの実験結果を紹介します。
たった一語が、ゲームをどこまで変えるのか。
一緒に見ていきましょう。
