AIゲーム開発研究室

2026-07-20 22:29:00

絵本とのすり合わせとAIへの依頼内容を整理する

ゲーム開発ドキュメント

第7回 絵本とのすり合わせとAIへの依頼内容を整理する

はじめに

前回までで、『おむすび山のなかまたち』に収録するゲーム『森のどんぐり大作戦』の方向性が決まりました。

今回はゲーム仕様を設計する前に、「おむすび山 世界設定絵本」との整合性を確認し、人間側で決定している内容を整理します。

今回の目的は、AIにゲームを考えてもらうことではありません。

人間がゲームディレクターとして制作方針を決定し、その内容をAIへ正確に伝え、ゲームデザイナーとしてゲーム仕様を設計してもらうための準備を行います。


制作会議

人間

「まず、絵本との整合性を確認します。

今回制作するゲームは、『おむすび山 世界設定絵本』を原作として制作します。

絵本との共通設定

・主人公は、パンタ、コンタ、ミミ、リン、ポンの5人です。

・舞台は、どんぐりの森です。

・森では、たくさんのどんぐりが落ちてきています。

・子どもたちは、そのどんぐりを集めます。

・ゲームでは、地面に落ちたどんぐりを拾うのではなく、落ちてくるどんぐりをキャッチして集める表現とします。

・キャラクターデザイン、背景、世界観は、絵本と統一してください。

以上を、絵本との共通設定とします。

続いて、ゲーム内容を説明します。

ゲーム内容(決定事項)

・ゲーム全体のタイトルは、『おむすび山のなかまたち』です。

・今回設計するゲームは、『森のどんぐり大作戦』です。

・プレイヤーは、パンタ、コンタ、ミミ、リン、ポンの5人をランダムな順番で操作します。

・1人が5個のどんぐりをキャッチすると、次の仲間へ交代します。

・同じキャラクターが連続して登場することはありません。

・5人全員がプレーし、合計25個のどんぐりをキャッチするとゲームクリアです。

・ゲーム画面は横長固定とします。

・背景は、どんぐりの森です。

・どんぐりは画面上から次々と落ちてきます。

・プレイヤーは左右に移動し、籠でどんぐりをキャッチして集めます。

・キャラクターごとの動作や能力の違いについては、ゲーム仕様の設計段階で検討してください。

以上が、人間側で決定している内容です。

これらの内容を変更することなく、『森のどんぐり大作戦』のゲーム仕様を設計してください。」


おわりに

ここまでで、人間側がAIへ伝えるべき内容が整理できました。

AIゲーム開発では、AIにすべてを任せるのではなく、人間が世界観やゲームコンセプト、ゲームルールを明確に定義したうえで、その実現方法をAIに設計してもらいます。

次回は、今回整理した内容を実際にAIへ入力し、そのプロンプトとAIが作成したゲーム仕様書をそのまま掲載します。

AIは、このゲームをどのような仕様として設計するのでしょうか。

実際のプロンプトと回答を通して、その制作過程を紹介していきます。