芸術論講義室
2017-05-03 06:32:00
私とは誰か?
私は誰でもありません
それは
大きさも、質量も持たない点のようなもの
宇宙のグローバル座標原点のようなもの
それは
0次元であり、時間も空間の概念も意味をなさない
もし、私の情報が学生なら、今すぐこの場で学生であろう
もし、私の情報が主婦なら、今すぐこの場で主婦であろう
もし、私の情報があなたなら、今すぐこの場であなたであろう
がしかし
今、そうである私は、ただ押し付けられたものではない
結局、自分自身が選び受け入れたものである
気に入らないなら選び直せばいい
友と縁を切り
配偶者と離婚し
親を捨て、子も捨て
学校を、会社を辞めて
この街を去ればいいのだ
私とは、
私以外との関係でしか定義できない
2017-05-01 07:52:00
女の女装・男の男装
女の女装・男の男装
それが教育である
学生は、学生のマネをし
先生は、先生のマネをする
そして
どろぼうは、泥棒のマネをし
殺人者は、殺人者のマネをする
たとえ、ものマネであろうが
物を盗めば、どろぼうであり
人を殺せば、殺人者である
ならば
天使のマネをすれば、天使であり
仏のマネをすれば、仏である
2017-04-30 05:56:00
自然権としての死
人間を含めたすべての生き物は
生存本能により個体の維持を優先する
さらに
一個体の生存を超え、種としての保存
生殖活動に絶対的本能的価値を持つ
さらに
地球上の生命体は、互いの命を与え合う
ことで、生命そのものを維持し、継続する
暗黙のシステム上に存在の基盤を持つ
種を超えた生命としての厳然たる保存がある
がしかし
ここに疑問がある
なぜ
人間だけに自らの命を絶つ
という選択があるのだろうか
2017-04-25 07:09:00
通行人A
他人に
「自分を無条件に受け入れてほしい」
などというのは、迷惑な欲望である
人が興味あるのは、自分自身でしかないのだ
あなたにとって
私とは、あなたの認識と解釈の存在でしかなく
脳内反応に現れる単なる登場人物でしかない
私の欲望など、迷惑意外の何ものでもないのだ
私は
「無理に、あなたに理解されることを希望しない」
それくらいで、ちょうどいい
恐がらないことだ
2017-04-24 23:15:00
現実は、事実と関係ない
欲望と怒りに荒れ狂う心のあり様で
思考のコントロールなどあり得ない
人にとっては、認識されたものだけが現実なのであり
認識できない事実は、存在しないのと同じことなのだ
現実が思うがままにならない原因は
煩悩にある
かといって
世間と乖離した出家、解脱に
何の意味があるのだろうか?
煩悩は、妄想の中にありて
欲望、怒りという形を成す
まずは
思考の迷走を止めなければならない
心を、今ここに留め置くことだ
それだけで
目の前に広がる風景は一変する
その認識される風景が新たな現実世界になるのだ
