芸術論講義室
2016-12-27 11:07:00
運命は決まっていない!
運命は決まっているのか?努力は無意味なのか?
神は全能であり、すべては神の御心のままなのか?
宇宙は、最初の玉突きですべてが決まるのか?
そんな話を聞いたことがあると思います
さて、思考実験です
あなたは、0.1秒後に何が起こるか?
予言できますか?
100%ではないにしろ大体のことは解るでしょう
不完全性定理により、この世に絶対はありません
だとすると、神でさえも100%の予言はできません
100%ではないにせよ、99.9999・・・・・%ならあるとすると
0.2秒後ではどうでしょうか?
0.1秒後の0.1秒後の予言が当たる確率は
0.999・・・・・×0.999・・・・・という計算になります
ならば、1時間後は?1月後は?10年後は?・・・・・後は?
0.999・・・・×0.999・・・×0.999・・・×・・・・・
と、0.999・・・を、かけ続けると最後は限りなく 0 に近づきます
つまり 0% に近づいていくのです
神がビッグバンを起こし、玉突き的に今があると
いう確定的な宇宙論は、成り立たないのです
未来は、過去では決まりません
過去を後悔するのはやめましょう
2016-12-26 08:41:00
無と空に関する考察
空という概念は縁起という思想から展開したものですが
ここでは
無との関係において考察してみたいと思います
0ゼロという概念、無および空という概念は
ともに古代インドで発明されたものです
0 = 無 = 空
であるが、それぞれは全く違うものです
無とは、文字どうり何もないということです
それに対して
空とは、バランスよくあるということです
どういうことかといえば
X軸上の原点は0ですが
+1と-1が同時に存在しても=0です
+1~-1までぎっしり存在しても=0となり
+∞(無限大)~-∞(無限大)まですべてが存在しても=0です
同じ0でも全く違うことがわかると思います
さらに0と1を数字として同等に扱うとすれば
0と無も違うということになります
無とはX軸そのものがないということになるのです
つまり
無とは何もないということ
空とはすべてがあるということ
2016-12-25 09:41:00
芸術の根拠
我々人間は、宇宙の産物であるとともに
宇宙そのものでもあります
美術や音楽という芸術性情動は
個人的、主観的要因を超えた
人間の根源的生理
に適ったものであると考えるべきです
美術や音楽、かおり、味わい、肌触りなど
五感を通して入力される情動は
脳の情報処理による結果であり
宇宙の根源的性質である1/f のゆらぎ
に根拠を持つと仮定されます
この1/f のゆらぎが共通の素地であるならば
音の情報に色の情動を感じ
色の情報に音の情動を感じ
ても不思議ではなく
見る絵を聞く絵に変換することも
音楽を見る音楽に変換することも
可能であり
可能なものがだけが芸術である
という客観的基準になりうるかもしれません
2016-12-24 07:43:00
美の根拠
自然界は、1/f のゆらぎに満ちています
そして、そのゆらぎに心地よさを感じます
星のまたたき、水のせせらぎ
草原を吹き渡る風
よせては返す波に潮騒の音
音楽や美術にも 1/f のゆらぎが認められます
人間は、宇宙の一部であり
人間の体も脳も
宇宙と同一の原子や分子から形作られています
1/f のゆらぎに、人間の脳が
心地よい同調を示しても不思議ではないでしょう
芸術とは何か?
1/f のゆらぎも、ひとつの要素かもしれません
2016-12-23 07:40:00
この世はモザイク仕様
△e×△t>h (量子力学の不確定性の公式)
△eはエネルギーの分布、△tは時間の分布、それがプランク定数より大きい
この公式が意味するところは
時間には最小ユニットがある
つまり
時間は不連続でつながっていない
ということです
時間の最小単位は
10のマイナス44乗秒というプランク時間(1兆×1兆×1兆分の1秒)
つまりこの世は、ぱらぱらマンガのようなものなのです
さらに
プランク定数hは、空間の最小単位です
空間の最小単位は
約6.62606896×10のマイナス34乗メートル(1兆×1兆×10億分の1メートル)
つまり
空間は不連続でつながっていない
モザイクのようなものなのです
時空間が連続的につながっていないのならば
どうして次の世界に生きることができるのか?
時間と空間が流れているのは生命だけであり
それ以外は、一つの時空間に閉じ込められる
不連続なものを飛び越えることができるのが
生命現象
