AIゲーム開発研究室

2026-07-15 10:58:00

第3話「森のどんぐり大作戦」p1~p4

第3話「どんぐりの森」P1.png

 

「みんなーー!!」

「どんぐりが、いーっぱい落ちてくる森があるんだってーー!!」

 

第3話「どんぐりの森」P2.png

 

 

「行ってみよう!」

ワクワクしながら、

どんぐりの森へ向かいました。

 

第3話「どんぐりの森」P3.png

 

「拾おう♪」

どんぐりの森には、

今日もたくさんの恵みが降りそそいでいました。

 

第3話「どんぐりの森」P4.png

 

空から、

どんぐりが

コロン……

コロン……

コロン……

森のみんなは、

うれしそうに空を見上げました。

2026-07-14 22:16:00

ゲーム制作は「世界」を設計することから始まる

なぜ世界設定資料集を先に作るのか

~ゲーム制作は「世界」を設計することから始まる~

ゲーム制作というと、多くの人はキャラクターを描いたり、背景を作ったり、プログラムを書いたりすることを思い浮かべるかもしれません。

しかし、実際のゲーム開発では、それらよりも先に行われる、とても重要な工程があります。

それが 「世界を設計すること」 です。


キャラクターは、どんな世界で暮らしているのでしょうか。

森にはどのようなルールがあり、どのような文化や価値観があるのでしょうか。

そこに住む仲間たちは、何を大切にし、どのように暮らしているのでしょうか。

これらが決まって初めて、キャラクターの性格や行動が生まれ、ゲームシステムやストーリーにも一貫性が生まれます。

つまり、世界設定はゲーム制作の土台なのです。


そこで、AIゲーム制作研究室では、最初の開発資料として

「おむすび山 世界設定資料集 Ver.2.0」

を制作しました。

これは単なる世界観の紹介ではありません。

ゲーム開発を進めるための 設計図 です。

これから制作するキャラクター、背景、アイテム、ゲームシステム、さらにはAIに生成してもらうすべての素材は、この世界設定を基準として制作されます。


そして、生成AIがゲーム制作に加わるこれからの時代、この世界設定はこれまで以上に重要になります。

AIは、作品の世界観や物語を自ら理解して制作するわけではありません。

AIは、人間が与えた情報をもとに素材を生成します。

つまり、世界設定が曖昧であれば、キャラクターのデザインは毎回変わり、背景やアイテムも統一感を失ってしまいます。

反対に、しっかりとした世界設定があれば、AIはその設計図に沿って、一貫性のあるゲーム素材を生み出すことができます。

AI時代だからこそ、最初の設計が作品全体の品質を左右すると言っても過言ではありません。


AIゲーム制作研究室では、

「世界を設計し、その世界をAIと共に形にしていく。」

という考え方を、ゲーム制作の基本理念としています。

そのため、「おむすび山 世界設定資料集」は、絵本やゲームの設定資料であると同時に、AI時代のゲーム制作における最初の開発資料でもあります。


ここまでで、おむすび山という世界の設計はひとまず完成しました。

次はいよいよ、その世界で実際に動き、遊び、活躍するゲーム素材を制作する段階へ進みます。

AIゲーム制作研究室では、ゲーム会社の実制作工程を基礎としながら、生成AIを正式な制作パートナーとして組み込んだ、新しいゲーム制作手法の研究を始めます。

その第一歩として、次回から

「AIゲームアセット制作標準 Ver.1.0」

の策定を開始します。

ここからが、AI時代のゲーム制作研究の本当のスタートです。

2026-07-13 13:25:00

森の役割設定(第1版)

おむすび山 世界設定資料集 Ver.2.0「森の役割設定」

はじめに

おむすび山の世界づくりを進める中で、一つの大きな気付きがありました。

最初は「どんぐりを集めるゲーム」を考えていましたが、話し合いを重ねるうちに、本当に作りたかったのは「森を元気にするゲーム」だったことに気付いたのです。

そこから、おむすび山の世界は少しずつ姿を変え始めました。

森は生きていて、自らお願いをすること。

森の長老は答えを教える存在ではなく、森を知り尽くした賢者であること。

プレイヤーはゲームを遊ぶ人ではなく、パンタたちと一緒に森を育てる「第6人目の仲間」であること。

そして、「どんぐり銀行」はどんぐりを増やす銀行ではなく、森の恵みを未来へつなぐ「恵みの循環」の中心であること。

こうした考え方が少しずつ整理され、おむすび山という世界の土台が見えてきました。

今回は、その制作過程で生まれた「森の役割設定」を、開発ドキュメントとしてまとめます。

これは完成版ではありません。

これから絵本を描き、ゲームを制作し、物語を積み重ねていく中で、少しずつ育っていく「おむすび山」の設計図です。


🌰 おむすび山 世界設定資料集 Ver.2.0

森の役割設定(第1版)


1. おむすび山の理念

合言葉

「いっしょに森を元気にしよう!」

世界のテーマ

おむすび山では、森は誰か一人のものではありません。

森からいただいた恵みは、森へ返すことで、さらに豊かな恵みとなって、再びみんなへ返ってきます。

この自然のしくみを、

「恵みの循環」

と呼びます。


2. 主人公

森を元気にする仲間たちです。

ゲームを遊ぶ仲間でもあります。

名前 役割
パンタ リーダー
コンタ 行動・冒険
ミミ 思いやり
リン 発見・ひらめき
ポン 力仕事・元気
プレイヤー 第6人目の仲間

プレイヤー

プレイヤーはゲームを操作する人ではありません。

パンタたちと一緒に森を育てる、第6人目の仲間です。

姿は描かれません。

絵本を読んでいるあなた自身が、おむすび山の仲間になります。


3. 森

森は生きています。

森には意思があります。

森は必要なとき、大きなどんぐりを通してお願いを伝えます。

お願いは、たった一言だけ。

たとえば、

  • 「川」
  • 「橋」
  • 「花」
  • 「風」

その意味を考え、行動するのはパンタたちとプレイヤーです。


4. 森の長老

巨大なクヌギ。

森を知り尽くした賢者です。

長老は森そのものではありません。

また、森からのお願いを伝える存在でもありません。

パンタたちは、まず自分たちで考え、自分たちで行動します。

それでも迷ったとき、困ったとき、もっと深く考えたいときに長老を訪ねます。

長老は答えを教えません。

考えるための知恵やヒントを与えてくれます。


5. 鹿の神様

森全体を見守る神様。

めったに姿を現さない神秘的な存在です。

物語の重要な場面だけ、静かに姿を見せます。


6. 森の協力者

パンタたちと一緒に冒険する仲間ではありません。

森で暮らし、それぞれ専門の役割を持つ住人です。

役割 担当(仮)
どんぐり銀行頭取 フクロウ
建築・橋づくり 未定
土・畑 未定
森のお知らせ 未定
花・植物 未定
季節・天気 未定

※動物は今後決定します。


7. 森の対立役

敵ではありません。

森との関わり方が違う存在です。

役割 担当
森を荒らす存在 イノシシ
ライバル候補 サル(仮)

※今後変更する可能性があります。


8. どんぐり銀行

どんぐり銀行は、どんぐりを増やす銀行ではありません。

森を育てる銀行です。

みんなが預けたどんぐりは、森を豊かにし、その豊かな森が、再びみんなへ恵みを返します。

これが「恵みの循環」です。


9. ゲーム

ゲーム全体タイトル

『おむすび山のなかまたち』

パンタたち5人とプレイヤーが、力を合わせて森を元気にしていくゲームです。

最初のミニゲーム

『森のどんぐり大作戦』

どんぐりキャッチゲーム。

ここでプレイヤーは、

  • 森の恵み
  • どんぐり銀行
  • 恵みの循環

を体験しながら学びます。

その後、森から新しいお願いが届きます。

例)

  • 「川」
  • 「橋」
  • 「花」

お願いごとに、新しいミニゲームが始まります。


10. 絵本との関係

おむすび山 世界設定絵本

森のことを知る

パンタたちと友達になる

プレイヤーも仲間になる

『おむすび山のなかまたち』

森からお願いが届く

みんなで森を元気にする

ゲームは、絵本の続きです。


11. キャラクター制作ルール

主人公5人は、それぞれ唯一の動物種とします。

  • パンダ=パンタ
  • キツネ=コンタ
  • ウサギ=ミミ
  • リス=リン
  • タヌキ=ポン

森の住人は、原則として主人公と同じ動物種を使用しません。

これにより、主人公たちの個性を明確に保ちます。


12. おむすび山の行動指針

森からお願いが届いたら、

  1. まず行ってみる
  2. よく見る
  3. よく感じる
  4. 仲間と話し合う
  5. 自分たちで行動する
  6. それでも迷ったら長老に相談する

長老は答えではなく、考えるためのヒントを与えてくれます。


13. 今後の制作方針

新しい住人を制作するときは、

  1. 役割
  2. 名前
  3. 性格
  4. 口ぐせ
  5. 持ち物
  6. 絵本での役割
  7. ゲームでの役割
  8. デザイン
  9. 公式設定画

という順番で制作します。


おわりに

おむすび山は、完成した世界ではありません。

絵本を描き、ゲームを作り、試行錯誤を重ねながら、少しずつ育っていく世界です。

この「世界設定資料集」も、その成長の記録の一つです。

これから新しい仲間が増え、新しい物語が生まれ、新しいゲームが加わるたびに、おむすび山は少しずつ豊かな森へと育っていくでしょう。

そして、その森を育てる仲間の一人が、この記事を読んでくださっている皆さんです。

いっしょに森を元気にしよう!

これからも、おむすび山の成長を温かく見守っていただけたら嬉しいです。

2026-07-12 00:37:00

第2話「森の長老のひみつ」p5~p8

第2話「森の長老」P5.png

 

長老は、やさしく子どもたちを見つめていました。
まるで、ずっと前から知っていたかのように。

 

第2話「森の長老」P6.png

 

パンタは、そっと一歩前へ出ました。

「どうして、ぼくたちのことを知っているの?」

森はしずかに耳をすませていました。

 

第2話「森の長老」P7.png

 

長老は、やさしくほほえみました。

「あのどんぐりは、森からの招待状だったんだよ。」

パンタたちは、おどろきながらも、静かに長老の話に耳をかたむけました。

 

第2話「森の長老」P8.png

 

長老は、やさしくほほえみました。

「君たちにお願いしたいことがある。」

パンタたちは顔を見合わせると、静かにうなずきました。

 

──第2話 おわり

2026-07-10 07:38:00

第2話「森の長老のひみつ」p1~p4

第2話「森の長老」P1.png

 

「こんな大きなどんぐり、どうして森にあるんだろう?」
みんなで考えても、答えは見つかりません。
そのとき、コンタが言いました。
「森の長老なら、知っているかもしれないよ!」

 

第2話「森の長老」P2.png

 

 

パンタたちは、森のいちばん奥へ向かいました。
小鳥たちが歌い、風が木々をゆらします。
「森の長老って、どんな方なんだろう?」
みんなは少しドキドキしながら歩きました。

 

第2話「森の長老」P3.png

 

 

森のいちばん奥には、
空まで届きそうな大きなクヌギが立っていました。
パンタたちは思わず立ち止まり、
静かに見上げました。

 

第2話「森の長老」P4.png

 

 

サワ……。

やさしい風が森を吹き抜けました。

大きなクヌギが、ゆっくりと目を開きます。

 

「待っていたよ……。」

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...