芸術論講義室
2017-03-17 09:08:00
同じ顔 違う表情
相手に
しゃべりたいことを、しゃべりたいように
しゃべりたいだけ、しゃべらせてあげ
相手の
言ってほしいことを、言ってほしいように
言ってほしいだけ、言ってあげると
確かにそれで、うまくはいくけれども
それは
自分に
妄想したいことを、妄想したいように
妄想したいだけ、妄想させてあげ
自分に
言い訳したいことを、言い訳したいように
言い訳したいだけ、言い訳させてあげるのと
同じ意味であり
相手を、最低の人間に貶める結果にもなりうる・・・
がしかし、そのように考えること自体もまた、身勝手な傲慢であり
自分の正解を無理やり相手に押し付けるよりは、マシとも思える
と、また
そのような言い訳のもとに
その実、相手の失敗を密かに望んでいるのだ
2017-03-16 01:43:00
現実という妄想
現実の90%は妄想である
睡眠時における夢は言うに及ばないが
人は、覚醒時においても
その大半を、浮遊する思考の中で
ありもしない現実をでっちあげては
ひとり、妄想に耽っているのではないだろうか?
そして
その妄想の大半はネガティブな記憶に基づく
不快で苦しみに満ちたものではないだろうか?
が、しかし
浮かんでは消える不安と怒りに満ちた妄想を
脳は、現実と区別することができないという
つまり
それを、現実として記憶に蓄積し続けるのである
蓄積され続ける記憶は、深い業(カルマ)に沈み
業によって、さらなる現実は創られることとなる
この悪循環を断ち切らない限り
今、この時を心穏やかに過ごすことなど望めない
それには、妄想を妄想と認識することが必要である
2017-03-15 08:23:00
大いなる勘違い 確たる現実
医者の親は、たいてい医者であり
東大生の親は、たいてい東大卒である
極端な言い回しではあるが
当たらずといえども遠からず
医者の子の居場所は、医者であり
東大卒の親の子の居場所は、東大なのだ
それは、遺伝的な能力の問題ではない
(多少はあるが・・・)
それは単に「そうなのだ!」と
信じて疑わないからに他ならない
2017-03-14 08:18:00
欲と執着の正体
人間が、本質的に求めてやまないもの
それは
自分自身の居場所ではないだろうか?
名誉も、地位も、金も、愛も、幸せも、命までも
それらが意味するところは
つまるところ、居場所ではないだろうか?
そして人間は、良くも悪くも
全身全霊でその居場所に執着する
ならば
あらゆる問題は
居場所という視点をふまえることによって
解決へと歩み寄れるのではないだろうか?
2017-03-13 08:22:00
匿名という本名
匿名性の高い掲示板などにおいて
攻撃的な書き込みが、さらなる書き込みを呼び
増悪の炎が燃え上がるということがよく起こる
自分が誰だかバレないから大丈夫だろう
これは、本来の自分ではないから大丈夫
という言い訳のもとに
狂気の妄想や罵詈雑言は繰り返される
がしかし
そこにさらけ出された増悪の姿こそが
隠蔽された本当の自分の姿なのだ
怒りという苦痛は、つかの間の快楽と誤認され
その苦痛をさらなる怒りの快楽で埋めあわせる
繰り返される快楽が深い業を自我に蓄積する
